台湾の競技推手・養生推手・自由推手を日本で普及させ、世界大会で優勝する日本人を増やすことを目指す団体です。
競技推手
台湾では競技推手という、推手で自由に相手を崩し合い、投げてポイントを取得し、勝敗を決める格闘技があります。
日本ではまだまだ普及とはいかず、まだまだ途上であります。また勝つためにどうしたらいいか、これらの戦略を伝えて経験値を積んだ人をどんどん日本で育成する必要があります。
そのため協会では検定制度を設け、実力を客観的に見ることができるようにし、また教練資格も設けました。
多くの大会で優勝入賞経験を持ち、台湾の現役選手の癖や弱点、得意技等の分析やアップデートを日々繰り返しながら、今も台湾で研鑽を続けてる当協会代表が、そのノウハウを惜しみなく日本に伝え、最強の競技推手選手と指導者をより多く育成するという目的があります。
強くなった日本人を台湾で実施している世界大会に参加させ、常勝軍団を作る、これが最大の目的の1つでもあります。
養生推手
養生推手部門においては、競技推手はちょっと敷居が高いけど推手はやりたい、そういう方の要望に応えるものです。伝統的な推手と練功法そして最小限の力と動きを用い、ランダム性の中相手を崩す、これを体現できるのが養生推手です。
年配の方でも楽しく、無理なく怪我無く、そして実力の向上がいつでも確実に実感できる、また健康増進にもつなげられる、素晴らしい武術の1つです。
競技を引退された方の次の生涯運動ジャンルとして、やられるのにもお勧めです。
自由推手
自由推手は、競技推手と養生推手の中間に位置するものです。開始の号令もなく、自由に接点から崩し合う攻防を展開する種目です。
競技推手のような強い立ち合い時のぶつかりはなく、安全面に配慮されており、養生推手より少しハードにやりたい、そういう方向けのもので、台湾では年配の方も含め、多くの方がやっています。
自由推手を多くの方とやりこむことで、より一層最小限の力と動きで相手を崩す技術が培われていきます。
養生推手と競技推手との中間のものとしてとらえていただければ、イメージしやすいかもしれません。