私がよく言っていることの1つです。
相手の推す動き効果を無力化するために何をするか、また相手を崩すときはその次の動作も自分だけが何でもできる、いわゆる絶対的優位性を取れてるかどうか。
この2点を意識していくことで、推手は大きく変わりますし、武器や打撃でも応用できるようになります。
理屈は簡単ですが体現するのが死ぬほど難しい、ただそれだけのことでもあります。
なのでまずは崩し、自由推手でこの理屈を体現する作業を地道にやっていくことが求められます。
私自身も、ランダム性の中では100パーセント体現できるわけではありません。
推測し狙いすましてやる、または相手が格下だからということであれば、成功率は当然跳ね上がりますが、それでも相手が必死で抵抗していれば100パーセントとはいきません。
私が今やっていることは極力100パーセントに近づけていく、神の領域を目指す、このことを意識して練習に日々取り組んでいます。
またこれらの感覚と技術を、安全かつ最小限で体現、ある一定の約束動作範囲内での体現、このことをこれから養生推手を学ぶ人たちも含めてご紹介していく方針です。
無力化と優位性を体得するまで、できずにあがいている練習風景を動画にまとめてみました。
ランダム性の中で、相手を操り絶対的優位性を取る、この練習にひたすら磨きをかける日々、それが私の日常なのです。
だいぶいいところまで練度を高めてきましたが、調子に乗らず貪欲に更なる高みを目指します。 pic.twitter.com/kmPOFzNhm4— 台湾に移住して、世界一を目指してみた (@taiwansuisyu) July 24, 2019