相手を推しだすために一番楽な方法は、重心を上に上げ続けることです。
そのために斜め下からぶつかっていったりするわけですが、競技推手の活歩では少し違うやり方も使います。
まずは左右に揺さぶり、踏ん張らせる、踏ん張った方向と反対側に今度は引き寄せる、そうすると重心が浮き始めます。
この状態を維持するために、同じ動きをガンガンしながら前に押していくと相手は抵抗する余裕がないまま、一気に後ろに押し出されます。
慣れないうちはこの事前のつくりが難しいのですが、重心を上げる技術が分かってくると、すごくこの技術の重要性汎用性の良さに気付いてきます。
活歩推手試合に出る選手の、チャンバーの指導しているところです。
ただ単にゴリゴリと力づくで押しても推すことはできないので、刺し方を変化させ、撹乱しつつ重心を崩すか、相手の重心を上げ継続する、これができると無理なく推し込むことができるので、それを復習しているところです。 pic.twitter.com/sPobjsQNh4— 台湾に移住して、世界一を目指してみた (@taiwansuisyu) September 30, 2019