競技推手の1つ、定歩推手の指導風景です。
彼はもうあと数時間後には試合に出るので、微調整しつつ今できることで相手よりも優位性を取れること。
それを教えています。
彼だけではなく参加された方皆さんに私が元立ちになり、全力でぶつからせながら、個性と成長度合いを見て1人1人に助言をしました。
競技推手で一番重要なことは、接点を増やし連結し自分だけが優位性を取ることにあります。
力づくで押す、力づくで引く、これに終始すると中級レベルから上に行くことができません。
しかしこの域の技に執着する人も多いのです。
この域でもがきながら出来ない技を習い試行錯誤して、最後にはランダム性の中で体現する。
これができると競技推手はさらに面白く魅力的なものに見えてきます。
定歩推手の指導中です。
重心をあまり前のめりにせず、触れ合った前腕・上腕・上半身をフルにこちらがつないで優位性を取ると、相手に腕を引き込まれずにポイントを拾えます。
途中1人で踊ってるような動作をしていますが、あの動きが接点を増やし破綻させずに相手を操り無力化する秘訣の1つです。 pic.twitter.com/tn8RBdncKm— 台湾に移住して、世界一を目指してみた (@taiwansuisyu) September 30, 2019