自分の体と相手の体が接点を持ち、かつ自分がコントロールできる状態、これを私は連結された状態と言っています。
この連結という感覚を理解するには、できる人間につないでもらうのが一番です。
連結が理解できたら、あとはこの状態を破綻しないように最小限の動きと力を保持して、相手を崩すことに集中します。
連結を保持、そして崩す、この流れを容易に理解させることに非常に時間がかかったのですが、昨年から容易にお伝えできるようになりました。
感覚の解析と文章化、そして説明の明確化、このあたりにはすごく力を注ぎました。
感覚的なものを人に伝えるというのは本当に難しいのです。
感覚だけ体験させてじゃあできるでしょってやっても当然できるわけがありません。
感覚+わかりやすい言葉で理解させ、反復練習がちゃんとしたものにし、短時間で体現までもっていく。
ここは私はすごく大事にしたポイントでした。
セミナーに来てくださった方には、テーマを必ず持ち帰ってもらい、練度を個人で高める楽しみをお土産にしたい、そういう思いがあったからです。
ブラック企業でお客様ナンバーワン精神を叩き込まれましたが、そういったことが今すごく生かされています。
セミナーの一部です。
相手と連結する感覚を理解し、それを保持しながら相手をコントロールすると、最小限の力、最小限の動きで崩す技術が習得できます。
この仕組みを理解し、ランダム性の中、相手が全力で仕掛けてきても、成立させていきます。
応用性があるので、私はこの感覚と技術が大好きです。 pic.twitter.com/kTUIUwhdlx— 台湾に移住して、世界一を目指してみた (@taiwansuisyu) July 19, 2019