養生推手、自由推手、競技推手検定制度およびQ&A
・目的
技術習得がなされたことを、明確にするためです。
協会代表の葛西も、台湾の推手教練資格を持っていますが、これは台湾で長い時間修行をし、実績と努力と人間性が認められたうえで、一定期間台湾の指定道場に資格取得のために毎週通わないと資格が取れないので、日本人にはハードルがきつすぎるため、日本でも協会を母体として、資格検定制度を実施することとしました。
競技推手部門にあっては、台湾で数十年やっている強豪選手に短期間で勝つためのノウハウ、情報、戦術等も全て包み隠さず公開し、サポートします。
また、合宿や台湾の強豪選手たちと直接練習して、レベルを肌で知る等の体験についても、希望者には惜しみなく支援していきます。
競技推手は、技術の進化が日々ありますので、それらのアップデートに関しても、遅滞なく公開していきます。
大会には出たくないけど、競技推手や自由推手はやりたい、特有の身体操法を研究したいという方も大歓迎です。
養生推手にあっては、年配の方体力に自信のない方でも、最小限の力最小限の動きで、ランダム性の中で安全に相手を容易に崩す絶対的優位性を取る技術、および伝統的な推手練習法を全部指導し、指導者レベルになれることはもちろん、自分のやっているさまざまな流儀に互換性のある技術を習得できるよう、責任を持って指導します。
他流派、他団体に所属し、競技推手・養生推手・自由推手の技術・感覚の互換性を求めてこられる方もおられます。そういったかたがたが、検定を希望したくないという意思についても、もちろん尊重します。
検定は無理強いするものではなく、あくまでも推手向上について努力の結果を形にしたい、指導者になりたいというニーズにこたえるためのものです。
・検定内容一覧
画像だと小さくて見えないと思うので、エクセルファイルでもあらためて別添しました。
・教練について
C級教練取得者は、基本技術全般を指導できると認定した方です。
B級教練は、応用技術全般を指導できると認定した方です。
A級教練は、総合的に指導ができ、かつB級C級教練に対しても指導ができると認定した方です。
S級教練は、養生推手、競技推手両方の技術を総合的に習得し、そして実績もあると認定した方です。
・同好会リーダーについて
セミナーカリキュラムの復習希望者を、仕切ってまとめ上げ一緒に練習を実施できると認定した方です。
・教練交流会について
教練交流会とは、教練に認定された方が主催し、推手愛好者を集めて推手交流をするものです。
推手は様々な方とやることでより刺激となり、技術が上がるため、交流会を教練の方に積極的に主催してもらいます。この主催するスキルと経験値は非常に大事なので、この交流会の参加回数も、検定の受験資格の一部となります。
・受験希望者
基本的には団体等を問わず、誰でも受験可能です。受験希望をしないけれども、セミナーに来られたい方についても、もちろん構いません。セミナー申し込み時のフォームで、検定制度希望の有無にチェックをしていただけると助かります。
受験希望と描かれた方については、参加したコマをきちんと記録し、受験可能までコマに参加されたらご連絡いたします。
・特練講座
金曜夜、土日の午前中に、特別訓練講座を実施します。内容は検定受験希望の方、指導者を目指す方、養生推手で高みを目指したい方、自由推手を研究したい方、大会参加希望の方等々のための特別訓練講座です。
内容は、難易度は少し高いですが、かなり濃厚です。特錬1回参加につき、検定2コマと同等の参加したものと認定します。
またこの時間に、間接護身ディスカッションも10~20分ほど実施します。特練講座は様々な点から、より一層中身がより濃いものにしていきます。
Q&A
Qセミナーは年何回実施しますか
A年最低4回実施します。足りないという声があれば頑張って来日回数を増やします。
Q検定の指導者および検定官は誰ですか。
A協会代表の葛西です。
Q検定試験はいつやりますか。
A葛西が来日中のセミナーを実施する金曜日の夜やります。また遠方や仕事で金曜は無理という方のために、特例として土日の午前中、特錬講座時間帯にも実施します。この点については、事前に葛西に相談してください。
Q合宿や台湾修行は、どうやったらできますか。
A協会代表の葛西に、サイト、ツイッターフェイスブック、メール等で、直接連絡をしてください。
Qマンツーマンでやっていただくことはできますか。やっていただいたことも参加回数に加算していただけますか。
A実は台湾でも常時やっていますし、日本に帰国時もやっています。これも直接葛西に連絡をしてください。
Q指導者になるといいことはありますか。
A当協会のファンページ、サイト、ツイッター等で公認したということで発信宣伝するのはもちろんですが、実績も要求される高い水準の試験に受かったことを証明できるので、有料で指導する方にとっては大きな武器となります。
Qオンラインでもやっていただけませんか。
A2020年度に1年ほどかけて準備し、まとめ次第オンラインでもある程度の段階までやる予定です。地方の方の要望に応えます。
Q1日でも早く指導者になりたいのですが、どうしたらいいですか。
Aセミナー、特練講座への積極的な参加以外に、合宿、マンツーマンセミナー等を活用すると、最短で指導者になれますが、実績が必要なので、その点への努力も怠らなければ、早く教練になることが可能です。
Qセミナーのテーマと検定テスト内容が違ったら、参加しても意味ないですか。
Aセミナーに毎回テーマは盛り込みますが、基本的にテスト内容の項目となる技術が総合的に含まれていますので、参加して技術習得することは推手を高みにつなげられるので、非常に有意義です。
Q受験費用はいくらですか。
A受験日のセミナー参加費用のみです。教練合格者には認定証を発行します。