推手

無力化と絶対的優位性

投稿日:

私がよく言っていることの1つです。

相手の推す動き効果を無力化するために何をするか、また相手を崩すときはその次の動作も自分だけが何でもできる、いわゆる絶対的優位性を取れてるかどうか。

この2点を意識していくことで、推手は大きく変わりますし、武器や打撃でも応用できるようになります。

理屈は簡単ですが体現するのが死ぬほど難しい、ただそれだけのことでもあります。

なのでまずは崩し、自由推手でこの理屈を体現する作業を地道にやっていくことが求められます。

私自身も、ランダム性の中では100パーセント体現できるわけではありません。

推測し狙いすましてやる、または相手が格下だからということであれば、成功率は当然跳ね上がりますが、それでも相手が必死で抵抗していれば100パーセントとはいきません。

私が今やっていることは極力100パーセントに近づけていく、神の領域を目指す、このことを意識して練習に日々取り組んでいます。

またこれらの感覚と技術を、安全かつ最小限で体現、ある一定の約束動作範囲内での体現、このことをこれから養生推手を学ぶ人たちも含めてご紹介していく方針です。

 

-推手
-, , , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

競技推手定歩、誘導成功

姿勢の位置で開始前から駆け引きしています。低い姿勢で激しいぶつかり合いへ臨む先生と、中段の姿勢で遊びを持たせ、柔軟に後の先に転じた後の勝機を狙う私です。結果としては、私が先を取り、前から後ろ、後ろから …

no image

2020 12 31兄弟弟子と自由推手

兄弟弟子と自由推手です。最初から何もできないよう無力化したりせず、100パーセント全力で攻撃させて、向き合いながらやるをテーマにしました。一見楽そうにやっていますが、全力を一度受け止めてからやるのは、 …

no image

2022 10 25 先生と自由推手攻防から

先生と自由推手です。 硬直反射を誘い合う攻防が中心です。 少しでも仕掛けに反応したら一気に崩すのですが、そこからでもリカバリーし合います。 裏の裏をかき合い、腕引きから腕推しの変化技で硬直反射を作り、 …

no image

おじさんは受け身を頑張る

兄弟弟子と、受け身の練習です。 活歩の競技推手をやると、背後から引きずり落す技も多用するため、怪我をしないよう、受け身はこまめにやります。 風呂場で転んだ時、怪我を最小限に防いだりしたこともあるので思 …

no image

兄弟弟子にチーサオで腕を封じる技術

兄弟弟子とチーサオ、片腕で相手の両腕を封じれば、やりたい放題になります。 途中で腕を抜こうとするので圧をかけたり、再度かけなおしながら維持します。 また、両腕を封じると思わせて違う技に転じると、重心が …