これもまた懐かしい動画です。
チャンバーの風景です。チャンバーとは何かというと、相手と差し合い勝負をしながら、優位性を取って押し出すというものです。
差し合いは極めて重要です。これが未熟だと競技の活歩推手では投げもできません。チャンバーが7割を決めると言っても大げさではないのです。
しかし習得には時間がかかります。動画では世界チャンピオンの私の先生とやり合っていますが、当時はなすすべもなくやられました。
硬直させられ、重心を持っていかれています。
今はこんなことはありませんが、当時はまだまだ粗いところも多く、自分より上の階級と勝負などまだまだ話にならない時期でした。
チャンバーもこれから日本で精力的に広めていきたいと思っています。希望者がなかなかいないので、もう少し発信と興味を持ってもらう活動が優先されますが、希望者が増えることを願い、尽力します。