台湾で盛んに行われている競技推手と養生推手自由推手を中心に日本に普及させ、世界大会で優勝する日本人を量産することを目的とした団体です。
投稿日：
これもまた懐かしい動画です。
チャンバーの風景です。チャンバーとは何かというと、相手と差し合い勝負をしながら、優位性を取って押し出すというものです。
差し合いは極めて重要です。これが未熟だと競技の活歩推手では投げもできません。チャンバーが7割を決めると言っても大げさではないのです。
しかし習得には時間がかかります。動画では世界チャンピオンの私の先生とやり合っていますが、当時はなすすべもなくやられました。
硬直させられ、重心を持っていかれています。
今はこんなことはありませんが、当時はまだまだ粗いところも多く、自分より上の階級と勝負などまだまだ話にならない時期でした。
チャンバーもこれから日本で精力的に広めていきたいと思っています。希望者がなかなかいないので、もう少し発信と興味を持ってもらう活動が優先されますが、希望者が増えることを願い、尽力します。
執筆者：masahiko-kasai
関連記事
兄弟弟子と自由推手です。 硬直反射していれば小さな力で楽になで崩せますが、その状態をどうやって持続させるかが大事な課題となります。 一瞬で硬直反射は破綻するので、操る作業が必須です。 兄弟弟子は持続さ …
活歩推手ですが、壁に近かったので、投げる側は威力を殺して壁に叩きつけないよう配慮し、受ける側も威力を最小限に殺し、ギリギリ受け身を取れる間を作っています。投げや受け身だけに集中すると、想定外の怪我が発 …
相手の反発の流れを軽くせき止める、または相手に防御させて硬直反射させると、対抗しようとする力が発生します。この瞬間は相手を操るチャンスが生まれるので、利用して崩し絶対的優位性を取っていきます。この技術 …
先生の指導風景、攻撃を弾力的に受け入れ、途中で止めて主導権を取る技術です。 タイミングを間違えると即やられますが、一番いいタイミングで成立させると、相手は力のコントロールが効かず大きく崩れます。 強く …
兄弟弟子と競技推手模擬試合 初動で優位性を取らずに楽しくやる
大会に出る兄弟弟子と競技推手で模擬試合です。 ・推されきっても残り切る重心の作り方・姿勢で防御されたら下に軌道をずらして押し出す崩し・低い姿勢に対して低い姿勢で対処・低い姿勢に対して高い姿勢で対処 等 …